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sio

Author:sio
自分の暮らす街が世界で一番素敵と思える場所になったら、こんな便利なことはないだろうな。海外旅行に行くお金もない貧乏学生時代、よくそんなことを思った。

いま、曲がりなりにも”大人”と呼ばれる年齢になり、これまで見聞きしてきたものを通してこう思う。「社会」とは、ただそこにそびえ立っているのではなく、手を伸ばせば確かに届く位置にあるものではないかと。ちょっと触れたり、手を加えることで、格段と良くなる可能性を秘めたものではないかと。

圧倒的シェアを持つ県紙が一つ・民放は2社。そんな情報過疎とも呼ばれる宮崎で、第二の県紙、を掲げるのは少しおこがましいが、ここ宮崎に暮らす人に少しでも新しい発見をしてもらえるような、「自分が生きていくと決めたここ宮崎も、そんなに悪くないな」と誰かに思ってもらえるような、そんな情報を発信していければと思っている。

宮崎に縦横無尽に広がっている、たくさんの道を、ひとつひとつ、寄り道しながら。

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【レポート/やまんかん祭り】④杉がむすぶ地方と中央 
2007/10/23 Tue 21:10
 「杉コレクション?どうせ田舎の催しだろ」。もしかすると、開催地とイベント名だけを見た人の中には、そう思う方もいるかもしれない。
 
 だが審査員の顔ぶれは、すごい。
 審査委員長の内藤廣氏は、建築家で東京大学大学院教授。誰もが耳にしたことのある「グッドデザイン賞」の審査委員長でもある。 
 審査員の一人、有馬 孝禮 氏は、東京大学名誉教授。長年、木材を使った循環型社会を提唱しており、今年から国の林政を調査審議する、林野庁林政審議会の会長も務める。そして、現在の宮崎県木材利用技術センター所長でもある。
sugicore.jpg

 他にも著名なデザイナーが実行委員に多数参加。その引力に引き寄せられるように、プロの設計士が全国から応募してくる。そんな「杉コレクション」が宮崎で生まれて今年で3年目。残念ながら県内での知名度はまだ高いとは言えない。
 
 審査委員長の内藤氏が、受賞式の挨拶で「本当はもっと会場が市民でいっぱいになればよかったんだけど」ともらしたほど、会場には、杉コレクションを目的とした若者よりも、やまんかん祭りを目的に訪れたと思われる家族連れの姿が多かった。
 
 だが数年後、県民は知ることになるだろう。この日、出会った人と人の間で起きた何かが発酵し、熟成され、大きく育っていくものを。
 東京のど真ん中に生きる人たちと、九州の宮崎の都城という、一面を山に囲まれた土地に生きる人たち。生きている環境やリズムが異なる両者が、同じものを作り上げる過程の中で、人と人としてふれあい、お互いの価値観の交換をしながら生まれてくるものを。
 都会に住むものは自分たちの理想とする社会の実現をこの地に求め、地方に住むものは自分たちが手に持っているものの新たな価値を見出す。両者がつながることで生まれる、新しいスタンダードを、きっと私たちは近い将来目にするだろう。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   
 
 日向ではすでに始まっている。
 3年前、初の杉コレクション開催地となった日向は、もともとは日向駅を中心としたまちづくりプロジェクトが始まりだった。この日向プロジェクトに参加していた、杉コレクション審査委員長の内藤氏は、日向駅完成記念の記録集の中で、9年もの歳月の間の紆余曲折を地元の人たちとの出会いが支えたことを書き記している。この日向プロジェクトが縁で、杉コレクションのデザイナーたちによる、日向市富高小学校での特別授業も行われている。
 いま、日向の街で杉は、「低迷する林業」という負の象徴としてではなく、新たな希望の象徴として、電灯の柱や橋の手すりに形を変え、生命力を帯び始めている。
 
 都城は、現在取り壊しでゆれているメタボリズム建築の都城市民会館を、40年以上前から見続けている街でもある。かつて当時の前衛美術を受け入れた街が、杉コレクション2007を機にどう胎動を始めるのか。会場には、作業着姿で丹念に一つ一つの作品を見て回る業界関係者の方が何人もいた。注目をしていきたい。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
 新しい何かが生まれる時、そこには必ず、これまで出会っていなかった人と人との出会いがある。
 その出会いの一つにあの日立ち会えたことを、光栄に思う。   
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【レポート/やまんかん祭り】③子供はみんな知っている 
2007/10/23 Tue 20:48
■■■子供が教えてくれた杉の魅力

 今回の杉コレクション2007では、受賞部門としてグランプリ、優秀賞、特別賞、都城市民賞の4部門があったが、入賞はかなわなかったものの、子供たちから絶大な支持を集めた2作品があった。
 
20071022031755.jpg

 神奈川県の大学院生3人組「drawing notes」による『ぐるりん~大きな杉の切り株で~』と、

20071022034613.jpg

 東京都のフリーの2人組「変築隊」による『杉のカマクラ』だ。


[- 続きを読む -]
【レポート/やまんかん祭り】②いい技術者がまだまだいる 
2007/10/22 Mon 02:22
■■いい技術者がまだまだいる
 
20071022022922.jpg

 次々と公開審査が進む中、市原さんの杉のソファ近くで談笑する、業界関係者二人を見つけた。杉のソファのような杉の加工品の現状をお二人にお伺いしたところ、「ユーザーは誤解している」という答えが返ってきた。


[- 続きを読む -]
【レポート/やまんかん祭り】①杉を身近に感じていますか 
2007/10/21 Sun 23:40
 知人の誘いで、都城市の神柱公園で開かれている「やまんかん祭り」を見に行った。杉を通して、いろいろな人の思いに触れた。いくつかを紹介する。

杉を身近に感じていますか
 
 会場で開かれていた杉デザインコンペの「杉コレクション2007」。全国100点以上の応募の中から最終審査に残った10組が、名だたる審査員や一般観衆の前で公開プレゼンテーションを行った。その中の一人、外資系広告代理店に勤める会社員、市原巧さんはこう語りかけた。「杉は果たして身近なものだろうか」。
 
優秀賞受賞作品:市原巧さん「MC-1000」


[- 続きを読む -]
杉に触れよう 都城神柱公園で「やまんかん祭り」 
2007/10/20 Sat 23:51
20071021010402.jpg

 森の都を目指す都城市で20日、もっと杉に触れようと「宮崎やまんかん(山の神)祭り」が開かれた。秋晴れのもと、会場となった都城市神柱公園には多くの子供連れが訪れ、会場には子供たちの笑い声や、親子木工教室の「カンカンカン」といったかなずちで釘を打つ音などが響き渡った。
 特に目を引いたのが、2mほどの高さの家の組み立て体験で、自分たちの顔の大きさほどもある大きな掛矢(かけや)を手に、一本一本梁(はり)を組み立てていった子どもたちは、最後には”棟上げ式”を行い、誇らしげに屋根の上からせんぐまきをする様子が見られた。組み立て体験に参加した小坂彩乃ちゃん(8歳)は、「重たかったけど楽しかった」と話していた。
20071021010449.jpg

20071021023127.jpg


 またこの日、会場では、「日本全国スギダラケ倶楽部」による杉コレクション2007の公開最終審査が行われた。
20071021023214.jpg



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