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sio

Author:sio
自分の暮らす街が世界で一番素敵と思える場所になったら、こんな便利なことはないだろうな。海外旅行に行くお金もない貧乏学生時代、よくそんなことを思った。

いま、曲がりなりにも”大人”と呼ばれる年齢になり、これまで見聞きしてきたものを通してこう思う。「社会」とは、ただそこにそびえ立っているのではなく、手を伸ばせば確かに届く位置にあるものではないかと。ちょっと触れたり、手を加えることで、格段と良くなる可能性を秘めたものではないかと。

圧倒的シェアを持つ県紙が一つ・民放は2社。そんな情報過疎とも呼ばれる宮崎で、第二の県紙、を掲げるのは少しおこがましいが、ここ宮崎に暮らす人に少しでも新しい発見をしてもらえるような、「自分が生きていくと決めたここ宮崎も、そんなに悪くないな」と誰かに思ってもらえるような、そんな情報を発信していければと思っている。

宮崎に縦横無尽に広がっている、たくさんの道を、ひとつひとつ、寄り道しながら。

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「抜本的な議論に立ち戻るべきでは」 第3回宮崎海岸侵食対策検討委員会 
2008/03/19 Wed 07:37
 18日、宮崎市民プラザで、佐土原・住吉一帯で進む砂浜侵食問題の対策案を話し合う「第3回宮崎海岸侵食対策検討委員会」が開かれた。
 各委員からは、春からスタートする国の直轄事業を、当面養浜で行うことにおおむね了承としながらも、「そもそも養浜をしなければならない抜本的な原因を取り除く必要があるのでは」など原案を見直す意見などが出された。今回の委員会では主に、来年度行う予定の養浜工法に対する場所や方法などの意見を集める目的で開かれていたため、ひとまず養浜をして様子を見たい行政側に対し、委員たちが待ったをかける形となった。

 1990年からごろから顕著化した住吉海岸一帯の砂浜侵食は、現在、もともと100m以上あった砂浜が場所によっては砂浜が消滅するなど、著しいスピードで進んでおり、来年度4月から国の直轄事業として侵食対策事業が行われることが決まっている。直轄事業案として、養浜とヘッドランド(T字型突堤)を組み合わせた案があるが、行政側は養浜を主体で行うことを明言化しており、その手法は、構造物先行の従来の手法と比べて全国でも珍しいという。
 だが、北から南に流れる事業区域一帯の主な潮の流れや、その南に位置する宮崎港やマリーナの浚渫問題と絡めて、以前から「養浜のその後」を危惧する声はあった。今回は委員会開催が3回目ということもあり、集まった委員たちからは、「養浜から構造物投入への移行や意思決定は、いつ、どの段階でなされるのか」「最終的に何を求めていくのか、将来の絵が見えない」「養浜で河川からの土砂の供給量を増やしたとしても、宮崎港にたまる潮の流れは変わらないのだから、その根本要因を見直す必要があるのでは」など、行政の本気度を問いただすような質問が集中した。
 また、今回の海岸対策事業とは別に、県港湾課により行われているマリーナの浚渫土砂の海中養浜実施状況が報告されると、漁業関係者から「事業区域北側はカレイやニベの良い漁場なので、海中養浜をする場合、できるだけ侵食が激しい南側で行ってほしい」との意見が出された。
 
 「養浜主体」を旗印に、養浜を半永久的に繰り返す思い切った手法に出るのか、それともやはり構造物が主体の侵食対策案なのか。はたまた、侵食と堆積を生み出す構造的な現在の海岸の状況改善に着手するのか。再来年度の予算要求の8月を前に、次回の委員会では、この宮崎海岸侵食対策事業の目指す方向性を明らかにしようとする委員と行政側の間で、議論が行われることとなる。次回委員会開催は7月が予定されている。4月からの新年度で、宮崎河川国道事務所内に新たに海岸課が、佐土原支所内には「海岸出張所」が置かれることも発表され、宮崎の海岸事業は、最初の大きな曲がり角にさしかかろうとしている。
20070815000335.jpg

(当初出された対策案。行政側は養浜を行う中で必要に応じてヘッドランドの基数を減らしたいと言及している)
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