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sio

Author:sio
自分の暮らす街が世界で一番素敵と思える場所になったら、こんな便利なことはないだろうな。海外旅行に行くお金もない貧乏学生時代、よくそんなことを思った。

いま、曲がりなりにも”大人”と呼ばれる年齢になり、これまで見聞きしてきたものを通してこう思う。「社会」とは、ただそこにそびえ立っているのではなく、手を伸ばせば確かに届く位置にあるものではないかと。ちょっと触れたり、手を加えることで、格段と良くなる可能性を秘めたものではないかと。

圧倒的シェアを持つ県紙が一つ・民放は2社。そんな情報過疎とも呼ばれる宮崎で、第二の県紙、を掲げるのは少しおこがましいが、ここ宮崎に暮らす人に少しでも新しい発見をしてもらえるような、「自分が生きていくと決めたここ宮崎も、そんなに悪くないな」と誰かに思ってもらえるような、そんな情報を発信していければと思っている。

宮崎に縦横無尽に広がっている、たくさんの道を、ひとつひとつ、寄り道しながら。

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【特集/みんなの海へ】海岸行政に住民参加は根付くか④宮崎の砂浜の現状~一ツ瀬川 
2007/12/21 Fri 09:39
 前回、海岸での砂の動きや、侵食や堆積の仕組みに関して簡単に説明させて頂いた。
20071207023720.jpg

構造物設置による砂の変化①

構造物設置による砂の変化②

構造物設置による砂の変化③

 ではその侵食と堆積のセットは、宮崎の海岸の場合どこにあるのか。

 下の図は、国交省宮崎河川国道事務所が、第一回侵食対策検討委員会で公表した資料だ。オレンジが堆積、ブルーが侵食をそれぞれあらわしている。前回の検討委員会資料で、これまであいまいだった侵食や堆積、そして沖合への浚渫土砂の廃棄など、おおまかな全体像が明らかになった。
検討委員会資料すなの侵食と堆積コントラスト

 そしてこれが、現在予定されている養浜とヘッドランド(T字型突堤)7基を組み合わせた侵食対策案だ。
侵食対策の提案ヘッドランド写真

侵食対策の提案

 現在このヘッドランド7基の案に関して賛否がある。だがヘッドランド反対の声が住民からあがる一方で、行政側はヘッドランドの基数や対応策は今後の調査や検討委員会の議論で変更の可能性もあると回答するなど、議論はやや平行線をたどっている。海岸行政に住民参加は根付くか。この章では、現在わかっている宮崎の海岸の侵食と堆積の状況を、3回に分けて報告する。
20071107032307.jpg

上の図は、一ツ瀬川から大淀川間の現在予定されている新規海岸侵食対策事業全域図、そして下の図は、その対象区間内の6カ所を写した航空写真だ。この地点①~⑥の6区分に沿って、それぞれの地域でわかっていることを補足していきたい。今回は第一回目として一ツ瀬川から石崎川間の状況を報告する。
     ×   ×   ×   ×   ×   ×   ×   ×   ×   ×
海岸の概要①一ツ瀬川周辺

■地点①一ツ瀬川以北(堆積)
一ツ瀬導流堤

 一ツ瀬川を挟み北に位置する新富町富田浜。砂浜の広さは比較的安定しており、事業対象区間には含まれていない。下は11月に撮影した写真だ。砂の定着に有効といわれている植生もある部分から、波打ち際まで100m以上。導流堤近くには、河口からの浚渫土砂なのか、置き砂も見られる。特に去年から今年にかけて砂浜が広がっているという。詳しい理由はまだわかっていない。
 今夏には数百匹規模の絶滅危惧種コアジサシの集団営巣が確認された。NPO法人野生動物研究会が5月から8月にかけて調査した今年のアカウミガメ産卵状況でも、新富から青島にかけてのエリアで、エリアトップの移植卵数3568が確認された。一ツ瀬川導流堤北側は、サーフィンのポイントにもなっており、休日にもなると多くの若者の姿がみられる。
縦海岸植生071202_1114~01

縦富田浜南071202_1112~02

縦富田浜南さん071202_1129~01

縦富田浜南に071202_1112~01

071202_1128~01


■地点①一ツ瀬川河口(堆積)
縦富田浜ブイ071218_2347~01

 一ツ瀬川河口にも砂は堆積している。上は、一ツ瀬川右岸にある一ツ瀬漁港が利用者向けに出している河口内の堆積ライン図だ。船の座礁が相次いだため、現在このようにブイを置き、注意を促している。伊勢海老漁解禁を迎えた9月初め、話をうかがった一ツ瀬漁港の関係者は「本来ならばこのあたりでも伊勢海老が獲れるのに、砂のせいでおちおち船も出せない」とこぼしていた。一ツ瀬漁港からは、漁業協同組合の理事長が今回の侵食対策検討委員会に委員として参加している。

 砂の堆積に困っているのは漁師だけではない。一ツ瀬川沿岸に住む住民もまた、砂が堆積したことによる、河川の氾濫の危険性に不安の声をあげている。同じく検討委員に選出されている高木自治会長が住む宮崎市二ツ立地区もそのひとつだ。
海岸背後の地域の状況

 上の図にもあるように、一ツ瀬川右岸沿いの二ツ立地区はほか地域に比べ地盤が低い。地層の特性上、地盤沈下も起きている。川沿いに堤防はあるが、河口に土砂が堆積しているため、急な集中豪雨などが起これば川の水位がすぐ上がり、場合によっては水が集落に流れ込む危険性がある。実際にこの地区では数年前に浸水被害が起きているという。

 ただ、現在予定されている対策案に、この河口の堆積土砂の話はでていない。理由は「河口」が海岸行政ではなく、河川行政の区域だからだ。
 
 今回の二ツ立地区自治会長の検討委員選出は、河口の堆積状況を踏まえての国交省宮崎河川事務所から直接の打診ではなく、「住吉・佐土原など地元からそれぞれ一人」という枠のみの要望を国交省が地元に出し、それを受け地元で調整した上でのものという。一ツ瀬漁港も「影響がある海域エリアの漁港の一つ」としての位置づけだ。
 だが、河川行政と海岸行政は同じ国交省の河川課が行っているため、連携をとる可能性もある。今後の検討委員会で自治会長や漁業協同組合理事長が、この一ツ瀬川河口の砂の活用方法に関してどのように発言していくのか、注目される。

■地点②大炊田海岸(侵食傾向)
oosuida-b.jpg

 ここから国直轄事業予定地の対象区間に入る。先ほどの二ツ立海岸の南に位置する大炊田(おおいだ)海岸。約50mほどの浜幅の海岸が1.8km続く。県道372号線から海岸に入る道沿いの会社名からとった「伊勢化学ポイント」、海岸沿いに立つ海底ケーブル用鉄塔から「KDDIポイント」など、サーフィンのポイントとしても知られる。移植卵数2569でエリア2位のアカウミガメの産卵地でもある。まだ全面護岸にはなっておらず、自然の浜崖が見られる。ただこの浜崖も、侵食で年々削られてきている。
大炊田海岸北から南PA0_0007


   ×   ×  ×  ×  ×   ×   ×  ×  ×  ×
 次回、第二回目は、石崎川から一ツ葉有料道路シーガイアICまでです。
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この記事に対するコメント
【訂正のお知らせ】
上記文中(一ツ瀬河口部分)に誤りがありましたので、現在訂正をしております。
(誤)富田漁港→(正)一ツ瀬漁港
以上、お詫びをもってご報告致します。
【2007/12/28 02:47】 URL | 塩 #- [ 編集]


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